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制作実績Works

HSKフィロソフィブック-理念を“読む”から“常に携帯する”へ-10ポケットの透明カードケースを新たに開発した企業理念浸透プロジェクト

株式会社放電精密加工研究所 様

株式会社放電精密加工研究所様では、企業理念である「HSKフィロソフィ」のさらなる浸透を目的として、携帯しやすいフィロソフィブックの制作を検討されていました。
その検討過程で課題となったのが、社員が日常的に携帯すべきカード類の増加でした。
企業を取り巻くリスクは、従来の防災対応だけでなく、コンプライアンス、情報セキュリティ、カスタマーハラスメント、内部通報制度など多様化しています。そのため企業は社員に対し、各種行動指針や緊急連絡先を記載したカードの携帯を求めるケースが増えています。

放電精密加工研究所様からも、
「フィロソフィブックだけでなく、複数のカードをまとめて携帯できるケースが欲しい」
というご要望をいただきました。

課題
デジタル化が進んだ現在でも、社員教育や緊急時対応においては、紙媒体による情報提供が依然として重要な役割を担っています。
特に製造業では、
・現場へのスマートフォン持込制限
・作業中の私物端末利用禁止
・情報漏洩対策
・災害時や停電時の通信障害対策
などの理由から、必要な情報を紙媒体で携帯する運用が広く行われています。

一方で、携帯すべきカードは年々増加しています。
・企業理念カード
・緊急連絡先カード
・コンプライアンスカード
・ハラスメント相談窓口カード
・情報セキュリティカード
・各種資格・認定カード
など、社員が持ち歩くべき情報は多岐にわたります。

そのため、
「カードを配布しても財布や机の中にしまわれてしまう」
という課題がありました。

ご提案
河北印刷では、96ページのHSKフィロソフィブックを制作するとともに、携帯性を高めるための専用収納ケースを新たに企画しました。
当初は一般的なカードケースを想定していましたが、お客様から
「今後さらにカードが増える可能性があるため、多くのカードを収納できるようにしたい」
とのご要望をいただきました。

そこで、
10枚のカードを収納できる多層ポケット構造の透明カードケース
の開発に着手しました。

制作のポイント
試作を重ねて完成した10ポケット透明カードケース
今回のプロジェクトで最も難易度が高かったのが、透明カードケースの開発でした。
収納枚数を増やせば厚みが増し、携帯性が損なわれます。
一方で、薄さを優先するとカードの出し入れが難しくなり、耐久性にも課題が生じます。
そこで、
・収納性
・携帯性
・視認性
・耐久性
のバランスを取るため、試作を繰り返しながら仕様を調整しました。
素材には透明仕様を採用し、どのカードがどこに収納されているか一目で確認できる構造としました。

河北印刷としても、このような多ポケット構造の透明カードケースは珍しい取り組みであり、お客様と一緒に形を作り上げた開発型プロジェクトとなりました。

なぜ今、紙のカードなのか

スマートフォンや社内ポータルが普及している中でも、企業が紙のカードを活用する理由があります。
災害やシステム障害時には、電源や通信環境に依存しない紙媒体が最も確実な情報伝達手段となります。
また、緊急時には
「ロック解除」
  ↓
「アプリ起動」
   ↓
「情報検索」
という操作が大きな負担になります。
一方、カードであれば瞬時に取り出して確認できます。

さらに、社員証ケースや財布に収納されたカードは、日常的に目に触れることで継続的な意識付けにもつながります。
これは企業理念の浸透やコンプライアンス意識の向上という観点からも大きな効果があります。

導入効果

HSKフィロソフィを単なる配布冊子ではなく、日常的に携帯するツールへと進化させることで、理念浸透の促進を実現しました。
また、多様化する企業リスクへの対応として今後増加が予想される各種携帯カードを一元管理できる仕組みを構築し、従業員の行動指針を支える新たな社内コミュニケーションツールとなっています。
「理念を持ち歩く」だけでなく、「企業として守るべき行動基準を持ち歩く」ための仕組みづくり。

■お客様情報
株式会社放電精密加工研究所
https://www.hsk.co.jp/ja/index.html

まずは、お気軽にお問い合わせください。