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制作実績Works

『安全学入門』【第2版】

日科技連出版社 様

今回は、日科技連出版社様の最新刊である『安全学入門』【第2版】をご紹介いたします。

この本は、2007年に刊行された『安全学入門』の内容を見直して、最新の情報と事例を盛り込んだ【第2版】となります。
初版が刊行されてから15年がたち、その間に、いくつもの災害や事故、そしてコロナ禍など、これまでの経験や知識だけでは、対応しきれないリスクが発生する可能性があることを、私たちは痛感させられました。「安全」がいかに重要であるかを誰もが認識している時代だからこそ「安全学」という学問が必要とされるのです。
「安全学」という言葉は、あまり聞きなれないものでしょうが、たとえば「安全工学」という学問が、機械や製品といったハードな面を中心に技術と教育で安全を保証するのに対して、人間の行動や感情などのソフトな面も含めて総合的に分析・検証するのが「安全学」です。たとえば、ヒューマンエラーへの具体的な対策となる知識や手法を、リスクコントロールの一環として検証することも「安全学」といえるでしょう。
「安全」が脅かされるリスクを、今後いかに軽減していくのかが、「高齢化」と「少子化」が進む日本においては、重要な課題となります。『安全学入門』は、この避けては通れない問題への取り組みの第一歩として、読んでおきたい一冊です。

まずは、お気軽にお問い合わせください。